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基礎知識機内に持ちこめるスーツケースの大きさ|3辺の合計と、重さの決まり
機内に持ちこめる手荷物の大きさは、JAL・ANA の国内線(100席以上の飛行機)と国際線、スカイマークで、3辺の合計が 115cm 以内(55×40×25cm 以内)、重さは合計 10kg 以内です。100席未満の飛行機では、合計 100cm 以内(45×35×20cm 以内)に下がります。
Peach・ジェットスター・ジャパン・スプリング・ジャパンは、重さが合計 7kg まで。大きさの数字も、会社ごとに少しずつちがいます。どれも 2026年10月14日時点の数字です。決まりは会社・路線・座席の数でちがって、ときどき変わるので、乗る前に航空会社のページを一度のぞいておくと安心です。
機内持ちこみサイズは、人の横に立てると、このくらい
高さ 55cm のスーツケース2つを、身長170cm の人の横に、同じ縮尺で立てた図です。プロテカのエアロフレックスDX2(No.01521・35L)と、サムソナイトのミンター スピナー55(33L)。どちらも、メーカーが「機内持ちこみ」の大きさとして売っている型です。

高さ 55cm は、身長170cm の人で、ひざより 10cm ほど上。下ろした手の指先には、とどかない高さです。自分で持ち上げて、座席の上の棚にのせる大きさ、と考えると分かりやすいです。
図と、ひざ・指先の高さは、メーカーの寸法(車輪をふくむ外の寸法)と体の比から出しためやすです。
「3辺の合計」は、高さ・幅・奥行を足した数字
3辺の合計は、スーツケースの高さ・幅・奥行を足した長さです。JAL・ANA・Peach・ジェットスター・ジャパンでは、大きさに、車輪や持ち手もふくみます。くらべるときは、本体だけの寸法ではなく、「外寸」「車輪こみ」と書かれた数字を見るのがコツです。
引っかかりやすいのが、1辺ずつの上限と合計の上限、両方におさめないといけない点です。55×40×25cm を、そのまま足すと 120cm。3辺とも上限いっぱいのかばんは、合計の 115cm を超えます。
航空会社ごとの決まり

各社の決まりを、同じ形に並べました。個数は、どの会社も、身の回り品(ハンドバッグなど)1個と、手荷物1個の、合計2個までです。重さは、その2個を合わせた重さです。
| 会社・路線 | 3辺の合計 | 1辺ずつの上限 | 重さ(合計) |
|---|---|---|---|
| JAL・ANA 国内線(100席以上) | 115cm 以内 | 55×40×25cm 以内 | 10kg 以内 |
| JAL・ANA 国内線(100席未満) | 100cm 以内 | 45×35×20cm 以内 | 10kg 以内 |
| JAL・ANA 国際線 | 115cm 以内 | 55×40×25cm 以内 | 10kg 以内 |
| スカイマーク | 115cm 以内 | 55×40×25cm | 10kg 以内 |
| Peach | 115cm 以内 | 案内の図の例は 50×40×25cm | 7kg まで |
| ジェットスター・ジャパン | 書かれていない(3辺を足すと 115cm) | 56×36×23cm まで | 7kg まで |
| スプリング・ジャパン(国内線) | 115cm 以内 | 56×36×23cm 以内 | 7kg まで |
「書かれていない」は、その会社の案内に、その数字が無い、という意味です。運賃の種類や、買い足しで変わる会社もあります。
100席未満の飛行機は、ひとまわり小さい
JAL・ANA の国内線では、座席が 100席未満の飛行機に乗るとき、上限が、合計 100cm 以内・45×35×20cm 以内に下がります。高さ 55cm のスーツケースは、この数字を超えます。JAL では、乗りつぎの中に 100席未満の飛行機があると、全部の区間で、小さいほうの決まりになります。どの飛行機に乗るかは、予約のときの空席の画面で確かめられます。
LCC は、重さ 7kg に気をつける
Peach・ジェットスター・ジャパン・スプリング・ジャパンは、身の回り品と合わせて 7kg までです。スーツケースは、空でも重さがあります。上の図の2つなら、本体が 2.1kg と 3.3kg。7kg から引くと、残りは 4.9kg と 3.7kg。身の回り品の重さも、ここから引きます。空港で慌てないように、荷物を詰めたら、家の体重計で一度量っておくと安心です(スーツケースを持って乗った重さから、自分の体重を引くだけ)。
重さを買い足せる会社もあります。ジェットスター・ジャパンは、有料の「プラス7kg」で合計 14kg まで(1個あたり 10kg まで)。
大きさが数字の内側でも、持ちこめないことがある
じつは、決まりの数字におさまっていても、通らないことがあるんです。会社ごとに、こんな決まりがあります。
- ANA・Peach:決まりの大きさの内側でも、棚に入らないときは、預かることがある
- JAL・スカイマーク:棚にきちんと入らないと判断された手荷物は、貨物室で預かることがある
- スプリング・ジャパン:市販の「機内持ちこみ」のスーツケースでも、持ちこめない場合がある
- Peach:大きさ・個数・重さを、係の人が実際に測ることがある
- ジェットスター:便名が JQ の便は、2027年2月2日から決まりが変わる(便名が GK のジェットスター・ジャパンは、表の数字)
型の例:同じ「機内持ちこみ」でも、会社で、数字の合い方が変わる
図の2つを、各社の数字と見くらべます。どちらも、数字の上では、JAL・ANA の 55×40×25cm・合計 115cm の内側です。ちがいが出るのは、ジェットスター・ジャパンとスプリング・ジャパンの 56×36×23cm と、7kg の重さです。
| 項目 | プロテカ エアロフレックスDX2(No.01521) | サムソナイト ミンター スピナー55 |
|---|---|---|
| 大きさ(外の寸法) | 55×36×23cm | 55×38×22cm |
| 3辺の合計 | 114cm | 115cm |
| 重さ | 2.1kg | 3.3kg |
| 容量 | 35L | 33L |
| 55×40×25cm・合計 115cm とくらべると | 数字の内側 | 数字の内側 |
| 56×36×23cm とくらべると | 数字の内側 | 幅が 2cm 大きい |
| 45×35×20cm・合計 100cm とくらべると | 超える | 超える |
| 7kg から本体を引いた残り | 4.9kg | 3.7kg |
| 値段(税込) | 82,500円 | 63,800円 |
ジェットスター・ジャパンやスプリング・ジャパンに乗る人は、軽さと、56×36×23cm におさまるかを、先に見ると選びやすくなります。JAL・ANA が中心なら、55×40×25cm・合計 115cm の内側で、選べる型が広がります。この2つでは、軽いプロテカのほうが、18,700円高くなります。
「数字の内側」は、寸法と各社の数字を見くらべただけなので、持ちこめるとまでは言えません。値段は、公式オンラインストアの表示価格です(2026年10月14日時点)。お店の値段は、すぐ下のボタンの先で見られます。
プロテカ
エアロフレックスDX2(No.01521・35L)
82,500円税込・公式オンラインストアの表示価格(2026年10月14日時点)。お店の値段は、ボタンの先で確かめてください
サムソナイト
ミンター スピナー55(33L)
63,800円税込・公式オンラインストアの表示価格(2026年10月14日時点)。お店の値段は、ボタンの先で確かめてください
出かける前に、確かめる3つ

- 乗る会社の案内:大きさ・重さ・個数。行きと帰りで会社がちがうときは、きびしいほうに合わせる
- 飛行機の座席の数:JAL・ANA の国内線で 100席未満なら、合計 100cm 以内の決まり
- スーツケースの寸法と重さ:車輪・持ち手こみの外の寸法と、荷物を入れたあとの重さ